毎日のご飯作りって、面倒くさいですよね…
スーパーのお惣菜を冷凍保存して、好きな時に好きなだけ食べられたら、どんなにラクなことか…
この記事では、スーパーのお惣菜は冷凍保存できるのかを徹底調査した結果をお伝えします。
結論、スーパーのお惣菜は冷凍保存できますが、いくつかの注意点を守らないと大失敗します。
守るべき注意点は記事内で解説していくので、失敗して後悔したくない方は最後までご覧くださいね。
また、細かいことは気にせず冷凍保存できる惣菜も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
注意点を守ればスーパーのお惣菜は冷凍保存できる
スーパーのお惣菜は冷凍保存できますが、正しい方法で冷凍・解凍する必要があります。
方法を間違えると、味が落ちたり菌が繁殖して体調を崩したりするため注意してください。
スーパーのお惣菜を冷凍保存する際に注意する点は、次の3つです。
それぞれの注意点について、次章以降で詳しく解説します。
注意点1:スーパーのお惣菜は冷凍しても日持ちはしない
冷凍した手作り惣菜の日持ちは、揚げ物なら約2週間、その他の料理なら約1ヶ月と言われています。
しかし、衛生面を考えると1ヶ月を待たずに食べきった方が良いでしょう。
スーパーの惣菜の賞味期限は、買った日になっていることが多いです。
つまり、長期保存を目的に作られてはいないということ…
長期保存を目的とした惣菜は、調理後に急速冷却をして菌の繁殖を防ぐ、食材の酸化を防ぐパッケージに入れるなどの工夫がされていることがほとんどです。
完成した惣菜を普通のパックに入れて、温かいまま売り場に出しているスーパーの惣菜は、長期保存すればするほど菌が増える可能性が高いと考えられるでしょう。
注意点2:スーパーのお惣菜は冷凍に向かない食材も入っている
スーパーの惣菜には、冷凍保存に向かない食材も入っているので注意が必要です。
次のような食材が入っている場合は、冷凍保存前に取り除く必要があります。
1つずつ、詳しく説明します。
じゃがいも
じゃがいもは解凍すると水っぽくなり、ホクホクした食感が失われてしまいます。
これは、じゃがいもに含まれる水分が1度凍ることで、内部の細胞を壊してしまうことが理由です。
どうしても冷凍保存したい場合は、マッシュポテトのように潰すことで、食感の変化を少しは抑えられるでしょう。
卵
卵を解凍すると、パサパサした食感になり、風味も落ちてしまいます。
特にゆで卵の白身部分は、冷凍によってゴムのような固い食感に変わるため、食べにくくなってしまうでしょう。
冷凍によって水分が抜けやすい卵が入ったお惣菜は、冷凍保存せず早めに食べることがオススメです。
豆腐
豆腐を解凍すると、スポンジのような食感になり、元に滑らかな食感や柔らかさが失われてしまいます。
これは、豆腐を冷凍すると含まれる水分が氷の粒に変わってしまうことが原因です。
解凍した時に、氷の粒が溶けてそのまま外に流れ出てしまうため、豆腐本来の味が楽しめなくなってしまいます。
マヨネーズを使った料理
マヨネーズを冷凍すると、油分と酢が分離して、解凍時に水分だけ浮き出てしまいます。
マヨネーズの変化によって、料理自体の食感や風味が大きく変わるため、本来の味を楽しむことはできません。
味だけでなく、見た目もドレッシング状に変わってしまうため、美味しさがさらに半減するでしょう。
クリーム系ソースを使った料理
クリーム系ソースを冷凍すると、油分と水分が分離して解凍後にダマになりやすくなります。
滑らかな食感が失われて、舌触りが悪くなるので注意が必要です。
どうしても冷凍保存したい場合は、解凍時は湯煎でゆっくりと溶かすと良いでしょう。
電子レンジで一気に解凍するより、分離しずらくなりますよ。
天ぷら
天ぷらを冷凍すると、衣がベタつきやすくなり、カリッとした食感が失われてしまいます。
特に、エビやイカなどの水分を多く含む食材は、より衣がベタつきやすくなるため注意が必要です。
同じ揚げ物でも、唐揚げやコロッケなど衣が厚いものは冷凍保存ができます。
冷凍保存したい方は、記事後半に紹介する冷凍方法、解凍方法をご確認ください。
生野菜
生野菜を冷凍保存すると、しなびてしまい、シャキシャキした歯ごたえが失われてしまいます。
これは、生野菜に含まれている水分が氷の粒になり、細胞を壊してしまうことが原因です。
歯ごたえだけでなく、色味も変わり見た目が悪くなるので、美味しさが半減してしまうでしょう。
注意点3:冷凍方法・解凍方法を間違えると味が落ちる
スーパーのお惣菜は、冷凍方法や解凍方法を間違えると味が落ちてしまいます。
注意点2で説明した「向かない食材」を取り除いても、冷凍や解凍の方法を間違えたら美味しく食べられないということです…
向かない食材の有無を確認し、取り除いた手間が無駄になるなんて…最悪ですよね…
さらに、正しい方法で冷凍・解凍をしないと、惣菜内の菌が増える原因にもなってしまうので注意が必要です。
冷凍・解凍をするコツは次章以降で詳しく説明するので、引き続き記事をご覧ください。
おいしさそのまま冷凍保存する方法
味や鮮度を守って冷凍保存する手順は次のとおりです。
それぞれ詳しく説明します。
1.余分な油分、水分を取り除く
まず、惣菜についている余分な油分や水分を取り除くことが重要です。
揚げ物を冷凍保存する場合は、キッチンペーパーで余分な油分を取り除くと良いでしょう。
煮物などの汁気の多い惣菜を冷凍する場合は、汁をできるだけ取り除くことで解凍時に具材が水っぽくなることを防げます。
2.1食分ずつ小分けする
次に、ラップや小さなタッパーを使って1食分ずつ小分けしましょう。
この時、できるだけ平らにすることがコツです。
1個分の量を少なくしたり平らにしたりすることで、冷凍が完了するまでの時間が短くなり、鮮度を保ったまま保存することができます。
3.密閉できる袋に入れて冷凍する
最後に、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍してください。
惣菜が空気に触れると冷凍焼けが起こりやすくなります。
冷凍焼けが起きると、惣菜の水分が抜けて乾燥したり、風味や食感が悪くなったりします。
できるだけ長く美味しく楽しめるよう、空気に触れないように工夫して冷凍することがオススメです。
味を落とさず解凍する方法
味を落とさず解凍する方法を惣菜別に紹介します。
惣菜に合った方法で解凍することで、出来立てに近い味でおいしく食べることができますよ。
それぞれについて、詳しく説明します。
<全食品>冷蔵庫で低温解凍する
最も適した方法は、冷蔵庫に移して解凍できるまで待つことです。
低温でゆっくり解凍することで、食品内部の氷の粒を徐々に溶かすことができます。
急な状態の変化がない分、食感や風味が落ちることを防げるでしょう。
さらに、冷蔵庫内の温度は約4度で保たれているため、解凍中に菌が増えるという心配もありません。
おいしく安全に解凍できる理想の方法だと言えますね。
<全食品>低出力の電子レンジで解凍する
「冷蔵庫で低温解凍する時間がない」という方には、低出力の電子レンジで解凍する方法がオススメです。
500W以下の低出力設定で時間をかけてゆっくり温めることで、惣菜の状態に急な変化が起きないため、風味や食感を落とすことなく仕上げられます。
温まるのに時間がかかる時は、1度取り出して具材の位置を変えたり、混ぜたりすると良いでしょう。
全体が均等に解凍されて、ムラなく温めることができますよ。
表面が固くなったり、水分が飛んでしまったりすることもなく、温かい惣菜を食べられるのは最高ですね!
<揚げ物>オーブントースターで解凍する
揚げ物は、オーブントースターで解凍するとカリッとした食感が戻りやすくなります。
揚げ物を冷蔵庫や電子レンジで解凍するとベタついてしまいがち…
しかし、オーブントースターで加熱すると余分な水分が飛び、揚げたてに近い状態になります。
温度は約180℃で予熱し、冷凍した揚げ物を直接入れて5~10分加熱するのが目安です。
「こんなに時間をかけて解凍できない」という方は、まず電子レンジで解凍した後、オーブントースターで表面の水分だけでも飛ばすと美味しく食べられるでしょう。
<煮物・炒め物>水分を加えて解凍する
煮物や炒め物を解凍する際は、水分を少し加えて温めると冷凍前の風味や食感が戻りやすくなります。
冷凍の影響で失われた水分を足すことで、具材が柔らかくなり、料理自体をしっとりとした状態に戻すことができるでしょう。
鍋やフライパンで解凍する場合は、大さじ1~2杯の水を加えて中火で温めると、ムラなく美味しく解凍できます。
また、電子レンジを使う場合は、耐熱容器に少量の水を加えてラップをし、600Wで1~2分ずつ様子を見ながら温めるのがおすすめです。
<カレー・シチュー・スープ>湯煎で解凍する
カレー、シチュー、スープなど液体を多く含む料理は、湯煎で解凍することで風味や食感を保ちやすくなります。
湯煎でじっくり時間をかけて解凍することで、具材が柔らかくなるだけでなく、分離を防ぐことができるでしょう。
冷凍保存袋や耐熱容器に入れたまま、沸騰直前のお湯に浸し、中弱火でじっくり温めると滑らかに仕上がります。
解凍が進んだら一度かき混ぜると、ムラなく均一に温まるのでおすすめですよ。
自然解凍はオススメしない
自然解凍は、惣菜の風味や食感が落ちやすいためオススメしません。
常温で解凍すると惣菜の温度が上がって細菌が増えやすくなるため、安全性も低くなります。
特に温度が上がりやすい環境では、解凍の過程で水分が出て、食品がべたつく原因にもなります。
おいしく安全に解凍するためには、ここまで紹介したような適切な方法を選ぶようにしましょう。
スーパーのお惣菜を冷凍保存するメリットとデメリット
スーパーのお惣菜を冷凍保存するメリットとデメリットは、次のようなものが考えられるでしょう。
- 献立・買い出し・調理の手間がなくなる
- 必要な時に必要な分だけ食べることができる
- 半額惣菜を購入すれば、節約にもなる
- 冷凍できる惣菜か判断するのが面倒
- 日持ちはしない
- 冷凍方法・解凍方法を間違えるとまずくなる
食事を準備する手間が少なくなるのは嬉しいけれど、冷凍に向いていない食材を考えながら惣菜を選ぶのは面倒くさいですよね…
苦労して惣菜を選んでも、冷凍して長期保存できないとなると、なんか無駄なことをしている気分になる人もいるのではないでしょうか。
「無駄な手間は減らしたい」「どうせなら日持ちする惣菜を冷凍したい」という方にオススメなのが、つくりおき.jpです。
冷蔵でも食べられ、細かいことを気にせず冷凍保存もできる超便利な商品なので、ぜひチェックしてくださいね。
冷凍保存による味の変化や菌の繁殖が気になるなら『つくりおき.jp』がオススメ
料理の手間をもっと減らしたい、おいしく安全に惣菜を冷凍保存したいという方には、『つくりおき.jp』がオススメです。
評価項目 | 調理の簡単さ | 時短効果 | 冷凍保存の手軽さ | 冷凍保存の安全性 |
評価点 | 総合評価:5.0点 | 総合評価:5.0点 | 総合評価:4.5点 | 総合評価:4.5点 |
つくりおき.jpとは、作り置き惣菜が自宅に届く宅配食サービスのこと。
つくりおき.jpを利用すると、次のようなメリットがあります。
- 冷蔵保存だから、冷蔵庫から出すだけで食べられる
- 長期保存したい惣菜は冷凍できる
- パッケージに冷凍の可否が書かれているから、自分で判断する手間がない
- 日持ちするように作られているから、冷凍保存しても安心
- 1度に届く品数が多いから、選んで食べる楽しみがある
- お弁当のおかずとして活用することもできる
- 保存料不使用・天然由来の添加物のみ使用のため、安全性が高い
- 管理栄養士監修で栄養バランスが整っている
パッケージを見るだけで冷凍できるか分かるから、自分で冷凍に向いていない食材が入っていないかを確認する手間がありません。
さらに、調理後に急速冷却し、食材の酸化を抑えるパッケージに入れて配達するため、冷蔵で4日間も日持ちします。
菌が繁殖しにくい環境で管理された惣菜なので、冷凍して長期保存しても安全性が高いと言えるでしょう。
冷凍しても安全においしく食べられるつくりおき.jpについて詳しく知りたい方は、「つくりおき.jpの口コミ・評判」の記事をご覧ください。
体験談を写真付きで紹介しているため、どんな商品か一目で分かりますよ。